世界の恐竜と名前の由来
さて、今回は
世界の恐竜と名前の由来について
話していこうと思います(*^^*)
恐竜という言葉は、ギリシャ語で
「恐ろしいトカゲ」を意味するDinosauria
という学名からきています。
しかし、恐竜は単なるトカゲではなく、
独自の進化を遂げた爬虫類の一群であり、
現在までに900以上の属と1,000以上の種が
発見されています。
恐竜の名前は、その形態や特徴、
発見者や発見地などに由来するものが多く、
ほとんどです。
ここでは、代表的な恐竜の名前の由来を紹介
します。
- サウルス
サウルスという語尾は、ギリシャ語で
トカゲや爬虫類を意味するsaurosから
きています。
ティラノサウルスやステゴサウルスなど、
多くの恐竜の名前に使われています。
ティラノサウルス(Tyrannosaurus):
ギリシャ語で
暴君や独裁者を意味するtyrannosと組み合わせたもので、「暴君トカゲ」を意味します。
その巨大な体格と強力な顎で、
白亜紀後期に北アメリカで最強の肉食恐竜だったと考えられています。
- ステゴサウルス(Stegosaurus):ギリシャ語で屋根や瓦を意味するstegosと組み合わせたもので、「屋根トカゲ」を意味します。背中に五角形の板が並んでいることが特徴で、発見当初はこれが背中を覆っていると考えられました。ジュラ紀後期に北アメリカやヨーロッパで生息していました。
- ケラトプス
ケラトプスという語尾は、
ギリシャ語で角を意味するkerasと顔を意味するopsからきています。
トリケラトプスやペンタケラトプスなど、
頭部に角やフリルを持つ植物食恐竜のグループに使われています。
- トリケラトプス(Triceratops):ギリシャ語で3を意味するtriと組み合わせたもので、「顔に3本角がある」を意味します。鼻と眼上に1本ずつ角があり、フリルにも角状の突起があることが特徴です。白亜紀後期に北アメリカで生息していました。
ペンタケラトプス(Pentaceratops):
ギリシャ語でを意味するpentaと組み合わせたもので、「顔に5本角がある」を意味します。
トリケラトプスと同様に鼻と眼上に1本ずつ角がありますが、フリルの両端にも角があることが特徴です。白亜紀後期に北アメリカで生息していました。
- ドン
ドンという語尾は、ギリシャ語で歯を意味するodonからきています。プテラノドンやイグアノドンなど、歯の形や有無に関係する恐竜の名前に使われています。
プテラノドン(Pteranodon):
ギリシャ語で翼を意味するpteronと組み合わせたもので、「翼があって歯がない」を意味します。翼竜の一種で、恐竜ではありませんが、恐竜と同じ時代に生息していました。くちばし状の口で歯はありませんでした。白亜紀後期に北アメリカで生息していました。
イグアノドン(Iguanodon):
イグアナというトカゲの名前と組み合わせたもので、「イグアナの歯」を意味します。最初に発見されたときにイグアナの歯に似ていると考えられたことから名付けられました。
ジュラ紀から白亜紀にかけてヨーロッパや北アメリカなどで生息していました。
- その他
上記以外にも、恐竜の名前は様々な由来があります。例えば、以下のようなものがあります。
アパトサウルス(Apatosaurus):
ギリシャ語で欺くという意味のapateuoからきており、「欺くトカゲ」を意味します。
発見当初は別の恐竜(ブロントサウルス)と
混同されたことから名付けられました。
ヴェロキラプトル(Velociraptor):
ラテン語で速いという意味のveloxと略奪者を意味するraptorからきており、「速い略奪者」を意味します。
その名の通り素早く動き、
鋭い爪や歯で獲物を捕らえたと考えられています。白亜紀前期にモンゴルや中国で生息していました。
- パキケファロサウルス(Pachycephalosaurus):ギリシャ語で厚いという意味のpachysと頭蓋骨を意味するkephaleからきており、「厚い頭蓋骨のトカゲ」を意味します。頭頂部が厚く丸くなっており、他の個体とぶつかって争った可能性があることが特徴です。白亜紀後期に北アメリカで生息していました。
詳細情報:
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%81%90%E7%AB%9C?safesearch=moderate&setlang=ja-JP&ssp=1
Raditube
https://radichubu.jp/kibun/contents/id=39175?ssp=1&setlang=ja-JP&safesearch=moderate
福井県立恐竜博物館
https://www.dinosaur.pref.fukui.jp/dino/faq/r02005.html?ssp=1&setlang=ja-JP&safesearch=moderate
〜日本〜
日本では、これまでに約60種類の恐竜の化石が発見されています。その中には、日本固有の新種や新属の恐竜も多く、世界的にも注目されています。
カムイサウルス:北海道のむかわ町で発見された。
日本最大の全身骨格を持つ恐竜で、
白亜紀後期に生息していた植物食恐竜です。
日本初の新属新種の恐竜で、
ジュラ紀中期に生息していた植物食恐竜です。
〜最新情報〜
日本の恐竜に関する最新の研究成果を紹介する「恐竜博2023」が、3月14日から東京
上野の国立科学博物館で開かれています。
日本で初公開となる貴重な恐竜の全身の化石や、南米で発見された巨大な肉食恐竜の化石などが展示されています。
興味があれば、ぜひ足を運んでみてください。😊
今回は世界の恐竜と名前の由来についてでした❗️
皆さんの好きな恐竜はありましたか( 'ω')?
もし、出てなかったり、
感想などコメント欄にてお待ちしております☺️
次回も恐竜・ドラゴンの情報を届けるので
お楽しみに🎁
ここまで読んでくれてありがとうございます🙇♀️
「恐竜博2023」開催期間3/14~6/18